症例実績のお知らせ
PRP-FD注射21,400症例突破

※当グループ調べ(2015年11月〜2024年2月)

PRP療法

自分の血液成分を患部に注射して、痛みやケガを治療する方法です。血液には血小板(けっしょうばん)という細胞が含まれていて、身体が傷ついたとき、患部に集まって修復を促す役割を担っています。PRP療法は、こうした血小板の修復作用に着目。血液の中でも、多血小板血漿(たけっしょうばんけっしょう)という、血小板を豊富に含んだ液体成分を使用します。

PRP療法の特長

自己修復力を高める

血小板が放出する成長因子の例

PRP療法には、一時的に自己修復力(傷ついた組織を自ら治す力)を高める効果があります。修復力が上がることで傷が治るスピードも速くなりますし、治りづらくなった痛みや傷も治療できるのが特長です。
そうした効果の秘密は、血小板が分泌する”成長因子”という物質にあります。成長因子には、炎症を抑えるものや組織の修復を助けるものなど、さまざまな種類があることがわかっています[1]

海外では一般的な治療

PRP療法はさまざまな部位に適応

PRP療法は、海外ではとてもポピュラーな治療法です。以前からさまざまな疾患に対して行われてきました。例えば変形性ひざ関節症のように、痛みが慢性化しやすい難治性の病気にも効果的で、PRP療法を行ったことで炎症が抑えられたという報告や、治療後1年に渡って痛みの緩和・ひざの機能改善効果が続いたという報告も出されています[2][3]
また、スポーツ選手がケガの治療に用いることも多く、メジャーリーガーの大谷翔平選手や田中将大選手が肘の治療として受けたことをご存知の方も多いでしょう。
そして近年、PRP療法は日本にも徐々に浸透してきており、変形性ひざ関節症やケガの治療に選択する人が増えています。

治療に伴うリスクが少ない

手術や入院が不要なPRP療法

治療のリスクが少ないのも、PRP療法の特長です。例えば、手術が不要であること。手術には血栓や感染といった合併症のリスクがあるため、不安視する方も多数。そういった方が、注射のみで受けられるPRP療法を選択されるケースが多くなっています。
また、自分の血液を使った治療のため、拒否反応やアレルギーといった副作用もほとんどありません。PRP療法の効果を示す先ほどの論文でも、ヒアルロン酸注射で副作用がほとんどないのと同様、PRP療法にも有害な副作用は確認されなかったと報告しています[3]

当院はPRPの有効成分を濃縮

当院はPRP療法の中でも、PRP-FD注射という治療を採用しています。PRPは血液を遠心分離することで得られますが、PRP-FDはもう一手間。修復にはたらく成長因子のみを濃縮するという工程で精製されています。

成長因子が2倍に

含まれる成長因子の総量

PRP療法は、調製方法によって成分の内容や量が異なります。当院で扱っているPRP-FDは、含まれる成長因子の総量がPRPの約2倍であるというデータも[4]。傷の修復に作用する成分を多く含んでいるため、自己修復力がより高まり、早期に痛みやケガを改善できる可能性があります。

ひざ関節内への注射に向いている

PRP-FD注射はひざ関節内の治療に効果的

PRP-FD注射は、靭帯や筋肉、腱などの痛みや傷も治療できますが、変形性ひざ関節症や半月板損傷といった、関節内の治療には特に向いています。
ひざ関節症クリニックでは、PRPをそのまま使用していたPRP療法よりも、現在提供しているPRP-FD注射のほうが治療の成績が良好であるというデータを確認しました。ヒアルロン酸注射などが効かなくなってきたけれど手術は受けたくない、といった患者さまが効果を実感されているケースも多数あります。

治療後の痛みが少ない

PRP療法を受けた後には、正常な反応として強い痛みが出ることがありますが、これはPRPに含まれる細胞が働いているためと言われています。
一方、PRP-FD注射は成長因子のみを濃縮して使用しますので、細胞は含まれていません。そのため治療後の反応痛は非常に少なくなっています。

成長因子のみ濃縮するPRP-FD注射

徹底した品質管理

安全性 イメージ

当院ではPRPの加工の工程を、厚生労働省から認可を受けた加工施設に委託。無菌の装置を使用するなどし、衛生面を中心に厳しい管理のもとで加工を行っています。また、必要に応じて品質検査を実施しますので、品質や安全性は一定に保たれています。

長期間の保管が可能

保存期間 イメージ

PRP-FDはフリーズドライ(凍結乾燥)加工が施されているため、常温で長期間の保管が可能です。例えばお住まいが遠方であるなどの理由から、PRP-FDの完成後すぐに来院できないといった場合でも、問題はありません。ご予定に合わせて治療日を決定いただけますので、ご安心ください。

治療方法

  1. 50mLほど採血
    貧血の方でも問題はありませんので、ご安心ください。
  2. PRP-FDを精製
    細胞加工施設で、約3週間かけてPRP-FDを精製します。
  3. PRP-FDをひざに注入
    注射後は入院不要です。そのままご帰宅いただけます。

治療に伴うリスク

注射をした部分に腫れや痛み、発赤、熱感などが生じたり、注入部位によって痛みが強く出たりすることがありますが、いずれも一時的なものが多いでしょう。万が一、症状が強かったり長期間継続したりするようであれば、ご相談ください。適切な処置をご案内いたします。
なお、ひざ関節症クリニックでは、これまでに21,400例以上※のPRP-FD注射を行ってきましたが、感染症や敗血症などの重篤な副作用はもちろん、アレルギー反応やショック症状、関節内出血なども、1例も確認しておりませんので、安全性についてはご安心ください。※当グループ調べ(2015年11月〜2024年2月)

料金

PRP-FD注射の費用については、料金ページにてご案内しております。また、当院の治療は自由診療になりますが、医療費控除制度が適応される場合があります。併せて内容をご確認ください。

【ひざの痛み専門】
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